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21世紀の戦略書

その4 カネに振り回される人たち

新時代を予測させる5つの現象の3つ目は、

その4 カネに振り回される人たち

になります。

 

ご周知のとおり、今は金利が下がり、

銀行からお金を借りてもそれほど金利が発生しません。

過去と比較すると、

かなりお金が借りやすい世の中になりました。

 

しかしながら、

なぜこんなにも金利が安いのでしょうか。

 

簡単です。

借りる人がいないのです。

ではなぜ、借りる人がいないのでしょうか。

 

簡単です。

借りて投資しても儲からないからです。

 

ちまたでは、資産を増やす方法~とか、不動産投資で不労所得~とか、

いろいろなところで語られておりますが、

わたくしが真実を語ります。

「投資して収益(不労所得)を出す」というビジネスは微妙

です。

「微妙」としたのにはワケがあります。

うまくいくかどうかはわからない

ということだからです。

 

例をあげると、例えばアパート投資。

よく、宝くじが当たったらアパート経営をして・・・と夢を語る方がおりますが、

アパート経営が儲かるというのなら、

宝くじが当たらなくても、銀行から借入をしてアパート投資をやればいいのです。

銀行に金利と元金の返済を行って、ビジネスとして成立するのであれば。

でもみんなやらない。なぜか。

微妙だからです。

 

わたくしも仕事で、大手住宅メーカーの、

大家さん向けアパート投資の事業計画書を何度も拝見してきましたが、

正直数字を並べただけです。

例えば、以下の点などです。

・30年の長期計画なのにアパートの修繕費用が考慮されていない

・修繕計画は考慮していないのにアパートの家賃下落が考慮されていない

・不動産への税金は考慮しつつも事業税等は考慮されていない

ほかにも、入居率が一定だったり、家賃保証が10年しかなかったり、

計画につっこみどころ満載でございます。

これで利回り(投資金額に対する収益)が5%とか・・・

かなりリスキーな投資であることは言うまでもありません。

 

もちろん、30年先のことなどわかりません。

地価が高騰して家賃収入が倍になるかもしれません。

いずれにせよ、

30年という長期の計画や、その見返りとも言える利回りが5%とは、

微妙と言わざるを得ません。

 

また、アパートなどの不労所得を狙うようなものでなく、

工場の設備投資などでも、投資した場合、思っているより収益が必要となるケースが多いです。

 

例をみてみましょう。

 

営業利益が100万円の会社があるとします。

銀行から1,000万円借入(10年返済)し、

1,000万円の設備を導入し、

営業利益が倍の200万円になるとします。

※金利と減価償却は考慮しない

※法人税等を35%考慮

 

さて、設備投資をした計画1年目、儲かるでしょうか?

答えは以下のとおり。

 

投資する前 投資した後
営業利益 100万円 200万円
税金を引いた後の利益 65万円 130万円
金融機関への返済 △0万円 △100万円
キャッシュの増減 +65万円 +30万円

儲けは増えますが、会社に残るお金は減ります(笑)

リスクを背負って借入して1,000万円の設備投資をして、

「倍」の収益にしたのに・・・

投資する前より残るお金が減ってしまいます。

投資するということは、思っているより収益を得る必要があるのです。

 

もっと厳しく言うと、

「アパート投資」なら、収益は安定して見込めそうです。

ただし、「工場の設備投資」となると、

確実に収益があげられるかどうか・・・は微妙です。

前述のシミュレーションは、収益が倍になる前提です。

 

もしこれが・・・収益が伸びなかったら(投資前と同じ)どうでしょう。

投資する前 投資した後
営業利益 100万円 100万円
税金を引いた後の利益 65万円 65万円
金融機関への返済 △0万円 △100万円
キャッシュの増減 +65万円 △35万円

利益は出ていますが・・・。

返済するほど利益が出せていないので、キャッシュがマイナスになっています。

 

これが続くと、

会社のキャッシュが底をつき、経営破綻ということにもなりかねません。

黒字なのに資金繰りに窮するとは、まさにこのようなケースなのです。

 

逆に、借入さえしていなければ、経営破綻はなかなかしません。

なぜならば、

経営破綻とは、債務不履行(払わなければならないお金を払えない)の状況

のことを言うからです。

 

ビジネスで支払いの多くを占めるのは、

・銀行への返済

・従業員への給料支払い

・仕入先への支払い

が待ったなしで払わなければなりません。

 

仮に、

・借入なし

・雇用もしていない

・仕入がない

ビジネスであれば、

なかなか経営破綻はしませんね。

 

もちろん、ほとんどのビジネスでは資金が必要です。

しかしながら、「カネ」があれば・・・◯◯できるのに!というのは、

宝くじが当たったらアパート経営して儲けれるのに!と言っているのと同じです。

思考停止状態と言えます。

「カネ」はないけど何が出来るかを考えてみてください。

 

 

 


《まとめ》

金利が下がっているということは、

「投資して収益(不労所得)を出す」というビジネスは微妙

ということ。

 

仮に「カネ」を使って投資しても、

投資するということは、思っているより収益を得る必要がある。

 

経営破綻とは何か。

経営の場合は債務不履行。

なら債務が無ければ、

永遠に経営破綻しない。

「カネ」があれば・・・は思考停止状態。

「カネ」はないけど何が出来るかを考えよう。


 

 

その5 ネットによるビジネスモデルの変化 に続きます。

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