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21世紀の戦略書

その3 過剰サービスが生み出したもの

新時代を予測させる5つの現象の3つ目は、

その3 過剰サービスが生み出したもの

となります。

その1 長期デフレによるニーズの欠乏感

で触れたとおり、

長期間にわたりデフレが続いたことで、

競争が激化し、おかげで様々な便利なサービスが生まれてきました。

 

便利なだけでなく、

無料だったり安いケースが多い。

わたくしが新社会人になった頃は、

営業訪問の際に、ゼンリンの分厚い地図をコピーして持ち歩いていました。

 

今ではgoogle mapをポチっと押すだけです。

 

一冊数万円という高価な地図代も、

分厚い地図一式を数十冊収納する本棚代も、

いちいちコピーしていたコピー代も、今では、

すべて「無料」

というわけです。

 

また、最近ではシェアという考えも出てきています。

例えばシェアカー。

燃料・保険代込みで利用時間単位で支払いするシステムです。

訪問営業や納品作業などで、毎日毎日車を利用する業態の場合は別ですが、

少人数のオフィスなどで、車の稼働率が低いのであれば、

毎回シェアカーを利用したほうが圧倒的に安くなります。

車はひとり一台という車社会が当たり前になりすぎてますが、

車は必要なものだという固定概念と、モノへの所有欲を捨ててしまえば、

持たないほうがお得な場合もあるのです。

 

これが、車であれば単純な話なのですが、

ウン千万円もする「生産設備導入」、あるいは、ウン千万円かけて「飲食店を新規オープン」・・・

となってくると話が難しくなります。

ケースバイケースなので、ここで答えはでませんが、

・外注によって生産設備を持たずに事業を行う

・居抜き出店で最低限の出店費用でオープンする

といった、新たに「モノ」を極力増やさない方法もあるわけです。

 

大事なのは、

「モノ」を持つほうがいい場合と、

「モノ」を持たないほうがいい場合がある

ということです。

 

みなさんはどういった基準で意思決定していますか?

 

いろいろ考えはあると思いますが、わたくしは、

リスクで考えます。

 

長期的にみても環境が変化する可能性が低く、

リスクが小さい場合は「モノ」を持ったほうがいい。

反対に、

長期的にみると環境が変化する可能性が高く、

リスクが大きい場合は「モノ」を持たないほうがいい。

 

それでは、現代社会の環境の変化はどうでしょうか。

わたくしは、

技術革新やニーズの変化でどんどん環境は変わる時代

だと思っています。

 

つまり、

長期的にみると環境が変化する可能性が高いため、

「モノ」は極力持たないほうがいい。

と考えます。

 

もっと言うと、

「モノ」を持つということは、それを「ムダ」には出来ないため、

ほとんどの人は、所有している「モノ」を使おうとします。

あきらかにビジネスの環境が変わり、

あなたの所有している「モノ」が収益を生んでいなくとも、

「使わなければならない」という前提でビジネスをしなければならなくなります。

なぜならば、使わなければ損になるからです。

 

多店舗展開(どんどん店を出していく)の戦略では、

出店よりも撤退が難しいです。

儲かっていないので、撤退しなければならないのですが、

撤退するということは、投資した分を損切りするということだからです。

心理学で、損失回避バイアスと言って、

人間は何かを得るよりも何かを失うことの気持ちのほうが大きいのです。

つまり、

「モノ」を持つということは、ビジネスに制限がかかる

と考えておいていいと思います。

 

もし、投資した1年後、環境が変化し、

もっと収益の出せる方法が思いついたら・・・

もっと違う投資をしたくなったら・・・

大きく投資していた場合でも、

前のプランを捨てることが出来ますか?

 

ただし、もし「モノ」を持たずにビジネスしていたら、

いつでもビジネスモデルを見直せるのです。

 

繰り返しになりますが、一応、念を押しておくと、

絶対に「モノ」を持つなというわけではありません。

長期的にみても環境が変化する可能性が低く、

リスクが小さい場合は「モノ」を持ったほうがいい。

と思っています。

ただし、長期的に環境が変化しないビジネスは、あまり無いと言っていいでしょう。

 

 

 


《まとめ》

技術やサービスの進化でサービスのコストが大きく下がっているので、

無料のサービス、シェア・レンタル、外注などの積極的活用がおすすめです。

「モノ」を持たなくても、ビジネスが可能。

むしろ、モノを持つということは、長期的に収益を出し続ける前提で投資するため、

環境の変化が早い現代において、

「モノ」は持てば持つほど行動が制限され、

新しいアイディアの足かせになる場合が多い。

「モノ」を持たない経営も検討してみよう。


 

 

 

その4 カネに振り回される人たち に続きます。

 

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